1、命だということ。
誰でも簡単に手に入れることができ、そして手放される。
その数の多さに“命”の尊厳が危ぶまれている現状があります。
ペットを迎え入れると同時に伴う責任、それは、あまりにも当たり前なこと、
その“当たり前”を認識、実践できない人の数は、
すなわち、殺処分されるペットの数相応にいるということ。
また、残念ながら
その大半は、“動物が好き”、飼いたくて手に入れた人たちだということ。
その大半は、“動物が好き”、飼いたくて手に入れた人たちだということ。
※「ペットを飼う覚悟と責任」 ←環境省の動画です。
法律で定められた適正終生飼養のことや、
捨てられる、センターへ持ち込まれる(=殺処分依頼)の理由など。
捨てられる、センターへ持ち込まれる(=殺処分依頼)の理由など。
信じがたい理由が述べられていますが、これらは作り話ではなく現実です。
そして、決して、一部の人たちに留まらないのは処分数が物語っています。
こういった背景、現実があることから、譲渡に際して、
慎重にならざるをえないこと、ご理解下さいますようお願い申し上げます。
慎重にならざるをえないこと、ご理解下さいますようお願い申し上げます。
2、お金のこと。
飲食、生活用品ほか、人間の支配下で暮らすため、
その動物に適した環境を用意する必要があり、光熱費等も余分にかかります。
また、調子を崩したり負傷した場合、「どういう状態なのか」「何が起きているのか」
それらを知るためにも、病院へ連れていく必要があります。
診察だけでも数千円、検査等おこなうと1万円前後かかります。
そこから、入院、外科処置となると、10万円近くかかることも珍しくありません。
(※ウサギの場合)
(※ウサギの場合)
それらの費用を“最優先”事項とし、
捻出できる経済力があるかどうか、備えて貯えを用意できるかどうか、
事前にしっかり考えておく必要があります。
3、時間のこと。
命のお世話に休日はありません。まったく時間のかからないお世話もありません。
病気になったり、老いてくると、お世話の時間も今まで以上にかかることでしょう。
病気になったり、老いてくると、お世話の時間も今まで以上にかかることでしょう。
仕事を遅刻、予定をドタキャン、睡眠時間が削られたり、
趣味や娯楽、外出、旅行なども制限しなくてはいけない場合も出てきます。
今の生活から時間的な余裕がどれほどあるのか、
無理のない範囲での時間配分をよく考えておく必要があります。
4、先のこと。
ペットの寿命は年々延びています。
先を見越して、“今”迎える時期なのかどうか、よくよく検討する必要があります。
また、“自分にもしも”は、必ず考え、そのための準備もしておく必要があります。
人に飼われている動物は、人の手なしには生きていけません。
その命は、「あなたなしでは生きられない」
それを忘れないことが、命に対する責任ではないでしょうか。
このような“当たり前”のことを、
わざわざ書き記さなくてもいいような世の中になりますように…。
※環境省の動画では犬猫が主体ですが、
ウサギや他のペットたちも同等であり同様です。
(動物愛護管理法において「愛護動物」とは、
一、牛、馬、豚、めん羊、山羊、犬、猫、いえうさぎ、鶏、いえばと及びあひる、
二、前号に掲げるものを除くほか、人が占有している動物で
哺乳類、鳥類又は爬虫類に属するもの と記されています。)
※環境省の動画では犬猫が主体ですが、
ウサギや他のペットたちも同等であり同様です。
(動物愛護管理法において「愛護動物」とは、
一、牛、馬、豚、めん羊、山羊、犬、猫、いえうさぎ、鶏、いえばと及びあひる、
二、前号に掲げるものを除くほか、人が占有している動物で
哺乳類、鳥類又は爬虫類に属するもの と記されています。)
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