11月25日 新入り保護うさぎさんたちの初回健診で病院へ。

エレノアちゃん(仮名)
推定年齢1歳半 体重1.66kg やや小柄な感じの女の子です。
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初回健診のお約束画像になってるような気が…(^-^;)

エレノアちゃんは特に問題ありませんでしたが、
念のため妊娠していないかエコー検査もして頂きました。
まだ推定1歳半年くらいですが出産経験はあるとのこと。
子宮疾患は出産回数やらとは無関係、
くわえて、早々から発情か?ブラッシングが誘発するようで?
部屋んぽは必然、順番最後なので余計にかマーキングも激しかったので
その後早々に不妊手術も実施しました。(12月4日)

前日お泊りさせて頂いた助っ人Fさん宅にて
足に力が入っていないような…という仕草が見られたので
触診に続き歩き方もチェック… 
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とりあえず、問題なさそです( ̄∀ ̄;))

  

ゆきちくん(仮名)
推定年齢1歳前後 体重1.86kg 骨太まん丸ボディの男の子です。
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まずは普通の健診から…
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そして、白内障(前所有者情報)なんかじゃないやろ、な、左目…
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しゅん膜が肌色になってしまってます、が、問題は眼球です。
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顕微鏡にデジカメ付いたぁるヾ(*_* )ノ" みたいなんで詳しく診て頂きました。
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角膜穿孔(傷(潰瘍)ではなく穴があいてしまってるとのこと)
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傷な部分が黄色に染まります。血管は傷を治そうと伸びている状態です。
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おそらく外傷、穴が空くほどの…。内からのケースもあるようですが極少です。
眼圧は右9に対して左が3と… 
現状、視力というか目としての機能?は大半を失っている状態です。
わかっている情報として短くても1~2か月、
対処されずそのまま放置されていたので完治の見込みもありません。

懸念されるのは傷という入口があることからバイ菌感染などが起こりやすいこと。
選択肢は、目の皮膚移植や眼球摘出など外科処置、または目薬など。

バイ菌感染により二次災害が起こる確率や、当人のストレス負担等考え、
現状、生活に支障はなく、
食べて飲んで元気に走り回ってと楽しく過ごせているので目薬を選択。
経過がどうあれ今のところ、外科処置を選択する予定はありません。
ただ、ブドウ球菌?眼球の水分が完全に抜けて萎んできたり?
新たに起きる事柄に対しては眼球摘出などその限りではありません。

目薬2種、1日数回点眼 頑張ってもらってますっ
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しっかりお手当されるのも初めてだろうから、効いてくれるといいなぁ
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※ゆきちくんは預かり様(頼もしい助っ人ウサ友Fさん)宅にてお世話頂いております※


……角膜潰瘍は食べることすらできないくらいに激痛だと言われています。
傷どころではなく穴があくて…どんだけの激痛苦痛だったことか…

彼らがいたのは教育現場、いわゆる“学校飼育”といわれる実態です。
エレノアちゃんには別の名前があったようですが、
ゆきちくんは、見た目の異変から子供たちが寄り付かなくなり、
ただ、「うさぎ」と、名前すらない状態でした。
 
かわいいと思えるものしか可愛がらない、
目の前の“傷み”に対して無関心になれる、
そういった子供たちを世に送り出す、重罪じゃないですか?
また現場に出入りのある、
子供に背中を見せる立場の大人たちがすでにそうであるのは

昔から続いてきた学校飼育が失敗に終わってる、
延々と“失敗”を繰り返してきた確固たる証拠ではないでしょうか。
失敗の先にいったいどれほどの命が“苦痛のままに”消えゆき、
子供たちは無関心になれる大人へと教育されたことでしょう。

…それでもまだ “学校飼育” 続けますか?
早急に正しい選択、行動に出て欲しいと願います。

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